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2008年10月19日

神事としての長崎くんち
諏訪神社の御大祭「長崎くんち」は国の重要無形文化財指定を受け、日本三大祭りに数え上げられる由緒あるお祭りです。祭りを担うのは諏訪神社の氏子町の人々で、その年の担当となる「年番町」「御輿守町」「踊町」がそれぞれの大切な役割を果たし、四百年に及ぶ伝統を受け継いできました。くんちの花形は何と言っても華やかな演しものの踊町ですが、神事としてのくんちを支えているのは年番町、御輿守町であることを忘れてはなりません。年番町は、諏訪神社の一年間の祭事を宰領する当番町です。くんちでは各踊馬場の運営・進行を管理し、御輿のご新興のお供をします。御輿守町は、お下り・お上りに諏訪三社(諏訪神社に祀られている諏訪、森崎、住吉の三社)の御輿を奉護し、「もりこみ」をして、神様の霊力をたかめます。踊町は演しものを、御神前に奉納してご神霊を和め、踊馬場にて「神人和楽」(神も人も和して楽しむ)を現出するという意味があります。また、演しものが町中を巡る「庭先回り」は、氏子の家々にお諏訪さまの報恩のお裾分けをするということなのです。このようにくんちは、長崎市民が諏訪三社の神々に一年間のご加護を感謝しご神霊の再生を願う祭りです。
